地盤補強工事立会い
~表層改良工法~
表層改良工法とは、支持層までの軟弱層が3m以内の地盤に適した改良工法。既存の土とセメント系固化材をカクハンして固めます。
既存土を掘削
特殊セメントと既存土撹拌
掘削深さ確認
捨てコンクリート打設 立会い
<捨てコンクリートの役目>
1、これから施工する基礎の基礎芯や型枠位
置の墨出し(墨つぼで基準線の位置な
ど、印を付けること)のため。
2、土から鉄筋までのかぶり厚さ(鉄筋を
守るためのコンクリートの厚さ)を正確
に確保するため。
3、基礎の型枠、配筋の作業性、精度の確保
※捨てコンに構造上の意味はありません。
防湿シート敷きの上、コンクリート打設
防湿シート敷きの上、コンクリート打設
防湿シート敷きの上、コンクリート打設
配筋検査
地盤調査の結果により、基礎形状、配筋量は変わります。この配筋はこの土地、この建物に適した基礎とご理解ください。
全景
立上り
立上り
用語解説
かぶり厚さ
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鉄筋の表面からこれを覆うコンクリートの表面までの距離。
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定着長さ
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鉄筋が引き抜けないように、規定の長さを確保して接合部のコンクリートに固定する必要長さ。
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重ね継手長さ
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鉄筋を延長する場合、鉄筋の部材同士の端を、重ね合わせて継ぐための必要長さ。
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コンクリート打設 立会い・検査
用語解説
スランプ試験
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コンクリートの軟らかさの程度を確認する試験。
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空気量の測定
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コンクリート中の空気泡の割合を測定。
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強度試験
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コンクリート強度を確認するために1週強度用(3本)と4週強度用(3本)のコンクリートを採取し、1週間後、4週間後に潰し試験を行います。ほとんどの場合、設計強度を上回ります。
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基礎工事完了
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